ワークショップ「ジョージアン・ダブリンの都市空間:建築史的視点から―」

12/25(月)に都市史学会主催ワークショップ「ジョージアン・ダブリンの都市空間:建築史的視点から」を開催いたします。詳細はこちらをご覧ください。概要は以下の通りです。

161108_poster

イベントタイトル
ジョージアン・ダブリンの都市空間:建築史的視点から
主催
都市史学会
後援
2013-2017年度科学研究費基盤研究(S)「わが国における都市史学の確立と展開にむけての基盤的研究」(研究代表者:伊藤毅)
基本情報
〔日時〕2017年12月25日(月)13:30-17:30

〔会場〕東京大学本郷キャンパス工学部1号館315会議室アクセスマップ

〔その他〕事前申込不要、会員以外も参加可能
タイムテーブル

13:30-14:00
〔発題〕ジョージアン・ダブリンをみる視角 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻伊藤研究室/伊藤毅・小南弘季・岩田会津・海老原利加・杉山結子)
14:00-15:45
〔報告1〕ジョージアン・ダブリンの権力構造 (勝田俊輔/東京大学)
〔報告2〕奢侈とチャリティと医療―ジョージアン・ダブリンの建築と都市開発 (大石和欣/東京大学)
〔報告3〕イギリス・ジョージアン建築の一起源―啓蒙主義運動が見出した社会的課題とその建築的解答 (近藤存志/フェリス女学院大学)
15:45-16:15
〔コメント〕ジョージアン都市の歴史を比較すると (近藤和彦/立正大学)
16:15-17:30
〔討論〕

「韮塚家納屋調査報告書」

先日、今年2/19に埼玉県深谷市にある韮塚家の納屋調査を行った際の報告書が完成しました。調査の詳細についてはこちら

nirazukake


メディア情報

2017年5月24日の「日刊建設工業新聞」で当研究室が紹介されました。研究室の海外調査や「領域史」に関する伊藤毅教授へのインタビューが掲載されています。日刊建設工業新聞HPでも公開されておりますので是非ご覧ください。

日刊建設工業新聞url:

http://nikkankensetsukogyo2.blogspot.jp/2017/05/blog-post_55.html


研究会のお知らせ

【終了イベント】

6月20日(火)に第9回合同沼地研究会を以下の通り開催いたします。アイルランド沼地研究会にご参加いただいている大石和欣先生にご発表いただきます。大石先生は英文学をご専門とされていますが、イギリス社会史、都市史、建築史にも造詣が深く、文学を通してみる19世紀のイギリス郊外の社会史が浮き彫りになるご報告を頂戴できると存じます。みなさまお誘いあわせのうえ多数ご参加いただきますようお願いします。

  • 日時:2017年6月20日(火) 18:00-20:00頃
  • 会場:東京大学本郷キャンパス 工学部一号館3階建築学専攻会議室 キャンパスマップ
  • 司会 伊藤毅(東京大学)
  • 報告 大石和欣(東京大学)
    「斑のデザインとピクチャレスクーイギリス19世紀末の郊外住宅と文学」

  • 報告梗概
     ロンドンの郊外は18世紀末にユートピアとして発生し、19世紀を通して急速に拡張していく。不衛生で狭い市内の家から、広くて緑豊かな「ピクチャレスク」な郊外へと人びとは流出し、こぎれいなヴィラが立ち並ぶブルジョワ的ユートピアを構成していく。しかしながら、やがてオムニバスや鉄道馬車、鉄道といった交通網の発達もあり、郊外が投機的に開発され、ロンドン市内のみならず、地方、あるいは国外から多様な人びとも流入するにいたり、郊外の空間はカオス化していくことになる。階層的に固定されていたはずの居住空間は、そうした多様な人びとの移動とともに流動化し、富裕層はよりピクチャレスクな生活環境を求めてさらに遠い郊外へスプロール化現象を加速させていく。そこに多様なスタイルの家があり、その空間によって自らの実存的存在を定義する人びとの生活意識が醸成されていく。
     今回の発表は、そうした郊外という生活空間に対する意識の在り方を、19世紀末から20世紀初頭に書かれた「郊外小説」のなかに辿ってみる。この時期、多くの下層中流階級層が郊外へ流れ込み、彼らを登場人物とする文学が書かれていくことになる。うだつのあがらない生活に汲々とする日々を描いたこうした小説群には、帝国の中心にしがみつきながらも、そこからはじかれそうな宙吊り状態で生きる小市民の生活空間と意識が反映されている。都市内部のスラム街、カオスの空間から距離を取ることでピクチャレスクな住居環境を創造したはずの郊外だったが、彼らにとっては安住することのできない絶えざる流動のなかで、自らの存在意義、さらには居場所やコミュニティさえ見失ってしまう危険な空間でもあった。
     ロンドン留学中の漱石が下宿したのはそんな郊外であった。不如意な経済的状況もあり、せわしない世俗的な市内から距離を取り、低徊趣味を気取った漱石であったが、流動的な郊外に居を構えたことで、彼は居場所を見失い、過去とも未来とも切り離された実存的疑念を自らの内に見出していくことになった。その経験は同時代のギッシング、H. G. ウェルズらの郊外小説とも連動している。日本では知名度が低いが、イギリスの郊外を語る際には不可欠でかつ当時は人気のあったグロースミスやペット・リッジらの小説からも、郊外の「家」を見つめるこの時代の小市民の空間意識が浮かび上がってくる。

    大石和欣(おおいし・かずよし)氏略歴
    東京大学文学部卒業
    オックスフォード大学英文科博士課程修了 博士(D.Phil)、修士(M.Phil)
    放送大学教養学部助教授/准教授、名古屋大学文学研究科准教授を経て現在、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻准教授。
    専門分野 イギリス文学、イギリス社会史
    主要研究テーマ イギリス・ロマン主義、チャリティと文学

過去の合同沼地研究会についてはこちらを、当研究室の沼地研究会活動内容についてはこちらをご参照下さい。事前の申し込みは必要ございません。


『危機と都市 Along the Water』刊行のお知らせ

kikitotoshi

伊藤毅、フェデリコ・スカローニ、松田法子編著『危機と都市 Along the Water』が先日刊行されました。ご興味のある方はぜひご一読ください。詳細は左右社ウェブサイトをご覧ください。


研究会のお知らせ

【終了イベント】

来る2/2(木)に、アイルランド沼地研究会特別企画として、広島大学桑島秀樹先生の新著『生と死のケルト美学』の合評会を行います。概要は以下の通りです。

イベントタイトル
桑島秀樹『生と死のケルト美学』を読む
基本情報
〔日時〕2017年2月2日(木)17:00-19:40
〔会場〕東京大学本郷キャンパス工学部1号館3階315号会議室アクセスマップ
入場無料、参加自由
タイムテーブル

17:00 開会 (司会:伊藤毅)
17:05-17:20 『生と死のケルト美学』について (勝田俊輔)
17:20-18:20 4つの映画分析について (伊藤毅研究室アイルランド沼地研究会メンバー)
18:20-18:30 コメント (田付秋子)
休憩 (10分)
18:40-19:20 自著を語る (桑島秀樹)
質疑 (20分)
19:40 閉会

桑島秀樹『生と死のケルト美学』(法政大学出版局、2016) 目次

序論 「誤解された映画の国アイルランド」
第一章 ジョン・フォード『静かなる男』
第二章 ジョン・カーニー『ONCE ダブリンの街角で』
第三章 ロバート・フラハティ『アラン』
第四章 ジョン・セイルズ『フィオナの海』
第五章 映画からアイルランド美学の伝統を考える
むすび 二一世紀を生き抜くための「アイルランド美学」の知恵

当研究室のアイルランド沼地研究会活動内容についてはこちらをご参照下さい。事前の申し込みは必要ございません。みなさまお誘い合わせの上、ふるってご参加下さい。


東京大学建築学専攻 特別講演会「白の軌跡」(11/8)のご案内

【終了イベント】

来る11/8(火)に早稲田大学教授、赤坂喜顕先生の講演会が開催されます。詳細はこちらをご覧ください。概要は以下の通りです。

161108_poster

イベントタイトル
東京大学建築学専攻 特別講演会「白の軌跡」1988-2016-現在と共振する過去
講演者
赤坂 喜顕/建築家・早稲田大学教授, 芸術学校長
司会
伊藤 毅
基本情報
〔日時〕2016年11月8日(火)17:00-19:00

〔会場〕東京大学本郷キャンパス工学部1号館15号教室アクセスマップ

〔定員〕150名

入場無料、参加自由

コンテンツの更新

設計スタジオ伊藤スタジオ2016に最終講評成果+作品寸評を掲載いたしました。


日本/イタリア:デザインと領域 文化的差異の価値のご案内

【終了イベント】

2016年10月28日(金)・29日(土)に開催されます、日本/イタリア:デザインと領域 文化的差異の価値のご案内です。伊藤教授が登壇いたします。詳細はこちらをご確認ください。概要は以下の通りです。

forum_28_29oct_final_1

【開催日と時間】
平成28年10月28日(金)10時~18時35分・29日(土)10時~19時
【会場】
イタリア文化会館アニェッリホール
【主催】
イタリア文化会館、トリノ工科大学、ピエモンテ州
【後援】
在日イタリア大使館、公益社団法人日本都市計画学会、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、公益社団法人日本コンクリート工学会、都市づくりパブリックデザインセンター
【参加にあたって】
入場無料、要事前申し込み。
〈お申し込み方法〉
件名を「フォーラム:日本とイタリア」として、お名前、電話番号、参加人数、参加希望日(28日、29日、あるいは両日)を明記の上、メールにて下記アドレスまでお申し込みください。eventi.iictokyo[a]esteri.it ([a]を@に変更ください。)
【お問い合わせ】
イタリア文化会館
Tel. 03-3264-6011(内線29, 13) Mail. eventi.iictokyo[a]esteri.it ([a]を@に変更ください。)

「都市としての闇市 闇市研究のフロンティア」開催のお知らせ

【終了イベント】

150905_poster

来る2016年9月25日(日)、「都市としての闇市 闇市研究のフロンティア」に当研究室助教の初田香成さんが登壇されます。どなたでもご参加いただけますので、ご関心のある方はふるってご参加ください。概要は次の通りです。

  • 都市としての闇市 闇市研究のフロンティア
  • 日時:2016年9月25日(日)13時~17時30分
  • 会場:東京⼤学⼯学部⼀号館(本郷キャンパス)3階建築学専攻会議室
  • 主催:サントリー文化財団2015年度研究助成「日本都市の伝統的な基層の解明に向けた「闇市学」の創成」
  • 事前申し込み不要。入場無料。

詳細はこちらをご確認ください。