都市史学会主催 ワークショップ 「増谷英樹氏のウィーン研究に学ぶ」(2015/07/11)のご案内

【終了イベント】

都市史学会主催にて、「ぐるーぷ・とらっど3」で積み重ねてきた、都市史研究の到達点を学ぶシリーズを再開します。今回は、オーストリア研究の第一人者である増谷英樹氏(東京外国語大学名誉教授)をお招きし、氏の最新の研究を講義していただきます。また、論考「1848 年革命とユダヤの人びと」や名著『ビラの中の革命 ウィーン1848 年』、さらには編著『ウィーン都市地図集成』などの成果を改めて学びたいと思います。多くの皆様のご参集をお願いいたします。

20150711ウィーンワークショップポスター

【日時】
2015年7月11日(土) 10:00-17:30 (9:30 開場)
【会場】
東京大学文学部 法文1号館115番教室
(東京大学本郷キャンパス。正門入り安田講堂方面、銀杏並木左側二棟目、1階南西角部屋)
【プログラム】

・10:00-12:00 Ⅰ部 ウィーンの歴史研究の中で都市史を考える|増谷英樹

1. ローマの要塞都市から神聖ローマ帝国の辺境都市へ(ヨーロッパ都市の成立の一類型)
2. ハプスブルクの都としてのウィーン(対オスマン戦争、バロック都市)
3. 近代都市への道(フランス革命,経済的発展)
4. 大都市ウィーン(1848 年革命,環状道路と世紀末文化、「赤いウィーン」)

・13:30-17:30 Ⅱ部 増谷氏のウィーン研究を読む

13:30-14:15 『ビラの中の革命 ウィーン1848 年』と「1848 年革命とユダヤの人びと」を学ぶ|吉田伸之(飯田市歴史研究所)
* 増谷英樹『ビラの中の革命 ウィーン1848 年』東京大学出版会、1987年。
* 増谷英樹ほか『オルタナティブの歴史学』(シリーズ「21世紀歴史学の創造」)有志舎、2013年所収。
14:15-15:00 『ウィーン都市地図集成』を読む|川向正人(東京理科大学)
* 増谷英樹『ウィーン都市地図集成-Die Historischen Stadtpläne von Wien vom 15. bis 19. Jh.』柏書房、1999年。
15:30-16:00 増谷氏からのリプライ
16:30-17:30 討論

※終了後、大学近辺にて懇親会を開催予定しています。

【参加申込】
ワークショップならびに懇親会に参加を希望されるかたは、6月26日(金)までに都市史学会事務局宛(office@suth.jp)にメールにてご連絡下さい。
【お問い合わせ】
都市史学会事務局
〒113-8656 東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻伊藤毅研究室気付
電話: 03-5841-6184
HP: http://suth.jp
Email: office@suth.jp
【都市史学会ウェブサイト】
http://suth.jp/event/20150711/


コンテンツの追加

研究プロジェクト、沼地研究会にアイルランド研究会のページを追加いたしました。


研究会のお知らせ

【終了イベント】

2015年5月30日(土)に第7回合同沼地研究会を下記の通り開催いたします。公開研究会ですので、みなさまお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。ご参加いただける方は、事前にお申し込みください。

  • 日時:2015年5月30日(土)15:00-18:00
  • 場所:東京大学本郷キャンパス工学部1号館4階セミナーA室
  • 主催:平成25~29年度科学研究費補助金基盤研究(S)
       「我が国における都市史学の確立と展開に向けての基盤的研究」(研究代表者:伊藤毅)
  • 後援:都市史学会
  • プログラム:
    15:00-16:00  高田京比子(神戸大学)
    「中世北イタリアにおける河川交通と紛争 —ポー川河畔諸都市とヴェネツィアの関係を中心に—」
    16:00-16:15  休憩
    16:15-17:15  堀越宏一(早稲田大学)「中世フランスの都市家屋」
    17:15-18:00  質疑討論
    * 終了後に懇親会を予定しています。懇親会への参加を希望される場合は5月17日までに下記申込先にその旨をご連絡ください。
  • 参加申込:info@itolab.org

過去の合同沼地研究会についてはこちらを、当研究室の沼地研究会活動内容についてはこちらをご参照ください。


コンテンツの追加

設計スタジオに、伊藤スタジオ2015を追加いたしました。詳細は提出後に更新する予定です。


講演会「集落が生きていくために, 建築家にできること – Orte schaffen / 場所をつくるということ -」(2015/01/24)のご案内

【終了イベント】

イベントに2015年1月24日に開催いたします講演会「集落が生きていくために, 建築家にできること – Orte schaffen / 場所をつくるということ -」の情報を掲載いたしました。
Flyer Gion A Caminada_web

イベントタイトル

講演会「集落が生きていくために, 建築家にできること- Orte schaffen / 場所をつくるということ -」ジョン・アントニ・カミナダ/Gion A. Caminada

主催者
〔主催〕2013-2017年度科学研究費補助金・基盤研究(S)「わが国における都市史学の確立と展開にむけての基盤的研究」(研究代表者:伊藤毅)
〔共催〕飯田市歴史研究所
基本情報
〔日時〕2015年1月24日(土)13:00-15:30
〔会場〕東京大学工学部一号館15号講義室 〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1 
アクセスマップ
〔言語〕日本語 & 独語(逐次通訳)

詳細はこちらをご覧下さい。


「都市と<大地>」シリーズ『都市史の基層として大地・地面・土地を考える』のご案内

2014年12月12日(金)、日本建築学会建築歴史・意匠委員会都市史小委員会シンポジウム、都市史研究の最前線「都市と大地シリーズ」第1回『都市史の基層として大地・地面・土地を考える』が、京都工芸繊維大学工繊会館にて開催されます。都市史小委員会では「都市と建築」シリーズ(2006-2009)、「都市と表象」シリーズ(2010-2013)と題したシンポジウムを開催しており、本シンポジウムは新たにスタートする「都市と大地」シリーズの第1回となります。当研究室のメンバーも登壇いたしますので、ご関心のある方はふるってご参加ください。概要は以下の通りになります。

20141212都市と大地ポスター

【主催】
日本建築学会 建築歴史・意匠委員会 都市史小委員会
【日時】
2014年12月12日(金)10:30~17:30
【会場】
京都工芸繊維大学 工繊会館 多目的室(京都市左京区松ヶ崎橋上町1)
【定員】
60名(申込み先着順、申込み方法は後述)
【参加費】
会員1,500円/会員外2,000円/学生1,000円(資料代含む、当日会場支払)
【主旨】
 我々の居住や生存が立ち行くための基盤や支持体の側からみれば、「都市」はどう捉え直されるのだろうか。都市を含めた諸々の居住の場を捉える視角は揺さぶられ続けている。2014〜17 年度クールでは、広義において都市を支える存在を、〈大地〉というキーワードによって主題化してみたい。その狙いは、都市の物理的・根本的な支持体であると同時に、水・食物や鉱物などの恵みによって都市の諸活動を支え、さらには帰属や所属といった目にみえない関係性を通じて幾重にも社会と接続される、そうした対象をひとつの連続性のもとに捉えることである。
 本年度は、都市や居住を支える〈大地〉の物的性格に向き合うことから始める。ここでは便宜的に〈大地〉を「大地」・「地面」・「土地」という、三つの位相の総体と捉えてみたい。これまでの都市史における“地”の問題系は、「土地」の、更にその部分的な様態に注目することが多かった。すなわち土地所有など、人文的な時間スケールにもとづく土地の動態である。しかし近年の災害で物理的に激変する地表のありさまを目の当たりにした我々は、少なくとも「土地」から「地面」へと、空間的・時間的な視野を拡げて都市や居住の歴史を考え直すべき地点にいる。以上のような関心のもと、本年度は地理学・環境考古学などの分野からも報告者を迎え、論点のさらなる深化と新たな学際的領野の開拓をはかりたい。
【プログラム】
趣旨説明 松田法子(京都府立大学)
[報告1]大地へのまなざし(基調講演)
     =金田章裕(元人間文化研究機構長・京都大学名誉教授/人文地理学)
[報告2]都市史研究とジオアーケオロジー −古代日本における都市開発と微地形
     =河角龍典(立命館大学/環境考古学・地理学)
[報告3]都市の領域と流域 −ヴェネツィアを支えたテッラフェルマの流域
     =樋渡彩(法政大学)
[報告4]建築から大地へ −20 世紀イタリア都市計画の射程とその方法論
     =福村任生(東京大学)
[コメント] 岩本馨(京都工芸繊維大学)+青井哲人(明治大学)
【申込方法】
Web申し込み https://www.aij.or.jp/index/?se=sho&id=974 よりお申し込みください。

【問い合わせ】
日本建築学会事務局 研究事業グループ 一ノ瀬(03-3456-2051/ichinose@aij.or.jp)

日仏国際シンポジウム「中近世フランス・ラングドックの領域史」(10/11,12)のご案内

【終了イベント】

イベントに2014年10月に開催いたします日仏国際シンポジウムの情報を掲載いたしました。

2014日仏シンポposter

イベントタイトル
(和)日仏国際シンポジウム「中近世フランス・ラングドックの領域史」
(仏)Colloque international Franco-japonais《Histoire de territoires dans le Languedoc médiéval et moderne》
主催者
〔主催〕2013-2017年度科学研究費補助金・基盤研究(S)「わが国における都市史学の確立と展開にむけての基盤的研究」(研究代表者:伊藤毅)
〔共催〕日仏歴史学会、都市史学会
〔後援〕日仏工業技術会、日仏会館
基本情報
〔会期〕2014年10月11日(土)14:00-17:30、12日(日)10:30-17:00
〔会場〕日仏会館・501号室(第Ⅰ部)、ホール(第Ⅱ部)
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-9-25 アクセスマップ
趣旨
 われわれ共同研究グループ(フランス沼地研究会)は、中世南西フランスに簇生した新都市バスティードの共同研究の経験をひとつの契機としながら、現在フランス・ラングドック地方における中世から近世にかけてのテリトワール論(領域論)を学際的体制で進めている。今回は当該地域の中近世農村史・都市史の第一人者である3人の研究者を日本に招聘し、特定地域の領域分析の方法と視角を学ぶことにした。ラングドックについて、中世から近世にかけての人々の居住とそこに迫るさまざまなレベルの危機、それらの危機への対処の仕方などに着目して、領域の歴史的推移を通時的に跡づけてみようというのが本シンポジウムの狙いである。現在のフランスにおける先端的な研究状況が示されるとともに、わが国での研究関心の所在と突き合わせ、日仏間の有意義な対話が実現することを期待したい。中近世フランス・ラングドックに特化したこの種の研究集会はわが国ではおそらくこれが最初であり、3人の泰斗が一堂に会することも稀少な機会である。この比較的絞り込んだテーマの芽から、より普遍的な史的論点が育ち、今後の日仏ラングドック研究の国際協力の端緒になることを願ってやまない。

詳細はこちらをご覧下さい。


コンテンツの更新

設計スタジオ伊藤スタジオ2014に最終講評成果+作品寸評を掲載いたしました。


コンテンツの更新

設計スタジオ伊藤スタジオ2014に中間講評会提出物を掲載いたしました。


コンテンツの追加

設計スタジオに、伊藤スタジオ2014を追加いたしました。詳細は提出後に更新する予定です。